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顔に白いプツプツ?「稗粒腫(ひりゅうしゅ)」って何?

[2022.10.01]

本日は顔によくできるニキビ様の白いできもの、「稗粒腫(ひりゅうしゅ・はいりゅうしゅ)」についてご説明致します。

 

🌼稗粒腫とは?
稗粒腫は目の周りや、顔にできる白い粒のようなものです。
直径1~2㎜程度の大きさで、袋の中には角質が入っています。
白ニキビのように見え、痛みや痒みなどがないのが特徴です。

 

🌼原因
・毛穴の奥にある毛包(もうほう)という袋や、皮脂をつくる腺の未発達なものに角質がたまってできます。
・汗を出す管の再生過程で管の先端が塞がってできます。
男女年齢問わずみられますが、加齢が原因の場合や、皮膚の新陳代謝が滞るとできやすいとも言われています。

 

🌼治療方法
注射針の先で皮膚の表面に小さく傷をつけ、白色の球状物を押し出します。
出血はほとんどありません。
小さな絆創膏を貼り、帰宅となります。
絆創膏は1~2時間程度で剥がしていただいて構いません。
その日からいつも通りに入浴、洗顔、スキンケアができます。
📝基本的に放っておいても問題ないものですが、
「数が増えて目立ってきた」「メイクをした際に逆に目立ってしまう」
といった外見上の問題で摘除を希望される方が多いです😊
処置は保険適応されるため、手軽にできます♪

🌟少し痛みがあるため、麻酔のテープ剤を使用し処置をすることが可能です。
麻酔の効果が出るまで1時間要しますので、外出もしくは後日でも構いません👌
もちろん、麻酔を使用せずその場で摘除することもできます。
「すぐ取って欲しい」とご希望される患者様の方が比較的多いです😊

 

良性の腫瘍のため放置しても特に問題はありませんが、自然に消えることはほとんどありません
私の顔にあるのもそうかな?など、気になる症状がございましたら、いつでもご相談ください🌸

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