メニュー

関節が腫れている?~ガングリオンについて~

[2022.08.09]

こんにちは🌞
今回は「これは皮膚科で良いのかな?」とよくご質問がある、「ガングリオン(滑膜膿疱)」についてご紹介致します😊

 

🌺ガングリオンってなに?
腱鞘関節のところから発生し、中にゼリー状の透明な粘液を含む良性の腫瘍です。
20~40歳代の女性に多く、手首や指、まれに肩・肘・膝・足関節などにも発生します。

 

🌺原因は?
はっきりとした原因は分かっていません。
関節を包む「関節包」という組織や、腱鞘の一部が風船状の袋となり粘液を産生するという説や、関節の内側を覆っている骨膜のヘルニアという説もあります。

 

🌺どんな症状があるの?
大きさは小豆大~ピンポン玉大まで、まちまちです。
痛みやしびれといった症状は出ないことが多いですが、神経を圧迫すると症状が出る可能性があります。
関節付近に形成されると、関節の動きを妨げたり感覚障害や腱鞘炎の原因となることもあります。

 

🌺治療法
注射の針を刺し、吸引もしくは圧迫し内容物を排出します
再発性が高いものですが、2~3回行うことで消失することもあります。
腫瘍が大きく、動かしにくいといった運動障害や感覚障害がある場合は手術が適応となる場合があります。

 

🌟Q:「何科に受診したらよいの?」
A:皮膚科で構いません😊
何度も再発を繰り返していたり、手術が適応と判断される場合は、整形外科への受診を勧めます。
ボコッと隆起するイボのようなものがみられる場合は、まずは皮膚科へお越しください😌♪

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME