水痘(みずぼうそう)について
こんにちは🌞
今日はお子さまに多い、「水痘(みずぼうそう)」についてご紹介します。
🐣水痘(みずぼうそう)とは?
水痘・帯状疱疹ウイルスに初めて感染し発症したものを水痘(みずぼうそう)といいます。
一度感染するとウイルスが体内に潜伏し、免疫力が低下した時に「帯状疱疹」として発症します。
🐣感染経路は?
【空気感染・飛沫感染】
感染している人の咳やくしゃみの飛沫に含まれるウイルスを吸い込むことで感染します。
同じ空間にいるだけでも感染する可能性があるため、保育園や学校で一気に流行することがあります。
【接触感染】
感染した人や、その人が触れたもの、水疱の浸出液などを直接触ることで感染します。
ドアノブやタオルなど、間接的な接触によって手にウイルスがつき、その手で口や鼻などを触ることによってうつります。
接触感染はお風呂でも感染するため、兄弟間での感染が多いです。
🐣症状
10~21日間の潜伏期間を経て、発疹が出現する前に軽度の発熱と倦怠感が見られます。
発熱が続く中、胸やおなかを中心に、頭皮や足、顔、口の中と全身に数mmの紅斑を生じます。
その後、1週間ほどかけて、強い痒みを伴う水膨れや瘡蓋(かさぶた)へと変化していきます。
数日にわたって紅斑が次々と現れるため、紅斑や水膨れ、瘡蓋が混在してみられます。
また、咽頭炎やリンパ節の腫脹がみられる場合もあります。
📝水痘ワクチンは、2014年10月より定期予防接種となっています。
ワクチンによる感染予防効果は90%ともいわれ、発症しても軽い症状で済むことがほとんどです。
🐣治療
基本的には自然と治っていく病気であるため、出現している症状を軽減する治療を行います。
痒みが強い場合には、抗ヒスタミンの飲み薬や塗り薬を処方します。
掻いてしまい二次感染を起こした場合には、抗生物質を処方します。
そのほか、発熱による症状が強い場合には、解熱剤を処方するなど、患者様の症状に合わせた治療を行います。
📝水痘は、学校保健安全法で第二種に規定され、出現したすべての発疹がカサブタになるまで出席停止です🏫
登園・登校を開始する際には、医師が作成した治癒証明書や登校許可証が必要になる場合がございます。
通われている保育園や学校にご確認いただき、指定の書面がございましたらご持参ください。
こちらで書面をご用意することも可能です。
ご入用の際はいつでもご相談ください♫
🌟水痘は、保育園や学校のお友達にうつしてしまう可能性があります😖
少しでも気になる症状がある場合は、早めに受診しましょう😊