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海水浴シーズン!クラゲ刺されについて🏝️

[2022.06.27]

こんにちは😊
例年より早い梅雨明けとなり、海水浴シーズンが近づいてきました!
コロナ対策を続けながら、海水浴も楽しみたいですね⛱️
さて、今回は海水浴の際に気になる「クラゲ刺され」についてご紹介致します。

 

🐬クラゲの生態
海水浴シーズンである6~9月頃は、クラゲが大人へと成長し、数も増えてくる時期になります。
クラゲの触手には、毒素を満たした袋を持つ針があります。
この針に刺されることで毒素が人間の皮膚内に注入され、様々な症状を引き起こします。

 

🐬症状
【局所の症状】
刺された部分を中心に焼けるような激痛が生じ、触手の触れた部位に一致して線状・帯状の発赤や腫れが起こります。

【全身症状】
強い毒をもつクラゲに刺された場合は、頭痛・吐き気・呼吸困難などの全身症状がみられることもあり、特にお子様は生じやすいです。
また複数回刺されると、アナフィラキシーショックを引き起こす可能性があります。
アナフィラキシーショックは刺された後、数分~15分程で発症し、上記の様な全身症状を引き起こします。

🐬応急処置
1.触手を抜く
触手が残っている場合は、手袋やピンセットハンカチなどを使用し触手を抜きましょう。
そのままにしておくと、再度刺されてしまう場合があります。
また、抜こうとした手まで刺されてしまうことがあるため、絶対に素手で触らないようにしましょう。

2.洗い流す
海水で刺されたところを優しく洗い流しましょう。
真水は毒素が活性化しさらに悪化してしまうこともあるため、海水で洗い流すことが大切です。

3.冷やす
刺された部分は腫れて熱を持つため、冷やすことで腫れや痛みを軽減することができます。

📝最も重要なことは、まず海から上がることです!
アナフィラキシーショックが溺れの原因になることがとても危険です。
海から上がり応急処置が済みましたら、すぐに医療機関を受診しましょう。

 

🐬治療
痛みや皮膚の炎症に対して、鎮痛剤の内服ステロイドの塗り薬を処方し、症状を抑えます。

🌟正しい知識と対処法を身に付けて、夏の海を楽しみましょう🌊🐠

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