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爪の周りが腫れてる!?ひょう疽について

[2022.06.17]

こんにちは✨
今回は、爪のまわりに起こる「ひょう疽・化膿性爪囲炎」についてご紹介致します。


💅ひょう疽・化膿性爪囲炎とは
手や足の爪の周囲に急性の炎症が起こった状態で、主として細菌が感染して起こる疾患です。
爪の周囲に小さい傷があったり、指しゃぶりで指がいつも湿った状態になりやすい乳幼児水仕事の機会が多い方や、手荒れが起こりやすい方に多くみられます。

 

💅原因
以下のような、正常な皮膚が破壊された場所に細菌が入り込むことによって発症します。
・指にできた擦り傷切り傷爪切りの際の傷
・爪周囲のささくれ
巻き爪(陥入爪)によって皮膚に爪が食い込んでいるところ
指しゃぶりによる皮膚の損傷や湿潤

 

💅症状
手や足の爪の周りが赤く腫れ痛みが出現します。
痛みの性状は強く、ドクンドクンと拍動するように感じます。
また、ひょう疽ではがたまることもあります。

💅検査・診断
診断は、自覚症状や皮膚の変化をもとに行います。
膿がたまっている場合には、切開して膿を出し、膿を用いて原因菌を特定する培養検査を行うこともあります。

 

💅治療
原因となっている細菌に対して効果のある、抗生物質の飲み薬塗り薬を処方します。
培養検査を行った場合には、結果をもとにより適切な治療薬への変更も考慮します。
痛みが強い場合には、痛み止めの飲み薬を処方します。

 

💅日常生活で気を付けたいこと
爪が周りの皮膚にくい込む陥入爪は、ひょう疽の主な原因の一つです。
爪の角の部分を切りすぎてしまう事が一番の悪化要因ですので、爪の端が指の外に出るまで伸ばすことが大切です。
足の爪は丸く切らず、四角く切るようにしましょう。
📝当院で爪切りができます♪
ご自身で爪を切るのが難しい方、すでに陥入爪になってしまい爪を切るのが怖いといった方、多くご来院いただいています。
気兼ねなくスタッフにお申し出ください😊

 

🌟ひょう疽・化膿性爪囲炎は、放っておくと指先だけでなく、骨やリンパ、腱などへ炎症が広がってしまう可能性があります😢
指先に痛みや腫れがみられた際には、早めに受診しましょう!

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