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水いぼが流行る時期が近づいてきました!

[2022.06.03]

こんにちは😊
だんだんと日差しが強くなり、だんだん汗ばむ時期になってきましたね!
今日は暖かくなる時期に流行する感染症、「水いぼ」についてご紹介致します。

 

🍨水いぼってなに?
「伝染性軟属腫」と呼ばれるウイルスによる、表皮に増殖性炎症を主な特徴とする皮膚感染症です。
幼児~小学校低学年の子供に多く発症し、大人に発症することはほとんどありません。

 

🍨どこから感染するの?
ヒトからヒトへの直接的な接触や、掻くことによって自分自身の皮膚に感染させます。
また、スイミングプールでのタオルやビート版などを介する間接的な接触でも感染します。
習い事のスイミングプール、幼稚園や保育園でのプール環境による集団感染アトピー性皮膚炎の患児に好発する傾向が多いです。
そのため体質や環境によっては、治療をしても再発する可能性が高い感染症です。

 

🍨どんな症状が出るの?
はじめは1~5mm程度の、白色あるいは真珠様の滑らかな表面で、中央にくぼみがあるイボができます。
胸やお腹など皮膚の薄いところや、ワキの下やお尻といった擦れやすいところによく出来ます
悪化すると痒みを帯び、膿んできたり掻くことによって広がってきます
また、ウイルスに感染しても症状が出るまでには14~50日程度かかります。
そのため治療をして一旦良くなっても、既に感染していたウイルスによって水いぼがまた出てくることもあります。

🍨どうやって治療するの?
自然消退が期待できるものですが、自然治癒までの期間は6か月~2年長いもので5年かかると言われています。
かなり長期間であり、その間に全身に広がったり、他者にうつす感染源となる可能性もあります。
また、痒みを伴い掻き壊してしまったり、とびひといった他の感染症の引き金となりかねません。
そのため早めの摘除を推奨しています。

 

🍨摘除方法
このウイルスに効果のある飲み薬、塗り薬はありません。
よって、一つ一つ専用のピンセットで摘除します。
痛みを伴う処置になるため、事前に麻酔のテープ剤を貼り痛みが無いように処置をします
?麻酔の効果が十分に発揮されるタイミングで処置をしますので、こちらの処置はご予約制となります。
まずは診察致しますので、ご予約せずにご受診ください♫
他院からの継続処置をご希望の方も、まずはテープを貼らずにそのままご来院ください😌

 

🍨早めに摘除をしましょう❢
たくさん増えてしまうと、それだけ処置の時間が長引いたり恐怖心を与え、心理的に「痛い」と感じる度合いも増すと言われています。
そのためお子様の様子をみながら、複数回に分けて処置を行います。
お子様に安心して処置を受けていただけるよう、継続して通院できるよう十分に配慮をして処置を行いますので、
1~2個のうちに早めに摘除しましょう😊
頑張ったお子様にはプチご褒美もご用意しています🎁

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