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寒い時期に増える「皮脂欠乏性湿疹」について🍂

[2022.11.07]

11月に入り、日が落ちるのが早くなりましたね🌇
今日は、乾燥の季節に増える「皮脂欠乏性湿疹」についてご紹介致します。

 

🍂症状
皮膚の表面の脂が減少することにより、皮膚の水分が減少した状態を皮脂欠乏症といいます。
その後皮膚は乾燥し、粉がふいた状態が目立ってきます。
次第に赤み痒みが強くなり症状が悪化した状態を「皮脂欠乏性湿疹」といいます。
ひざ下や腕・脇腹や背中などに症状が出やすいのが特徴です。

 

🍂原因
・秋から冬にかけて空気が乾燥する。
体の洗いすぎ冷暖房によって、肌や空気が乾燥する。
・潤いを保つために必要な物質が年齢に伴って減少する。
アトピー性皮膚炎などの乾燥を伴う皮膚疾患。

 

🍂治療
湿疹があり痒みがある場合は、ステロイドの塗り薬で治療します。
痒みが強い場合や症状によっては、抗アレルギー薬抗ヒスタミン薬の飲み薬なども処方します。
痒みがなく、皮膚の乾燥が強い場合には保湿剤で経過をみます。

 

🍂日常生活について
・処方された塗り薬や飲み薬は正しく使いましょう
・部屋の湿度を保ち、乾燥に注意しましょう
・肌着などは刺激が少ないものを選びましょう。
ナイロンタオルなどでゴシゴシ洗わないようにしましょう。
ボディクリーム保湿剤をこまめに塗りましょう。
・掻くと症状がひどくなるため、なるべく掻かないように気を付けましょう。
・体が温まると痒みがひどくなるため、アルコール辛い物等は控えましょう

 

🌟早めに治療すると症状が悪化しにくくなります♪
少しでも気になる症状がございましたら、お早めにご来院ください😄

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