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じんま疹について

[2022.06.15]

こんにちは😊
今回は、「蕁麻疹(じんましん)」についてご説明します。

 

💁🏻‍♀️蕁麻疹とは?
突然皮膚の一部が赤く盛り上がり体のあちらこちらに膨疹が現れる疾患です。
通常、数時間~1日以内で痕かたなく消失します。
特定の物質に対してのアレルギーが原因で起こることもありますが、物理的刺激や精神的ストレスなど多岐に渡り、はっきりとした原因は不明です。

 

💁🏻‍♀️原因
〈刺激誘発型〉
  食物、薬剤、植物、虫など特定の物質から刺激を受けアレルギーを引き起こします。
〈特発型〉
  体調不良やストレス、転職や引っ越しなど環境の変化といったように、はっきりとした原因が分からない場合の事を指します。
  蕁麻疹の約70~80%は特発性と言われています。
📝蕁麻疹は、4~5人に1人が一生のうちに一度は経験するといわれています。
 そのうち、7割以上の患者さんは自発的に症状があらわれる「特発性蕁麻疹」です。
 一か月以内で消失するものを「急性蕁麻疹」、数か月から年単位で続くものを「慢性蕁麻疹」と言います。

 

💁🏻‍♀️症状
蕁麻疹の症状は、主にヒスタミンと呼ばれる物質により起こります。
何らかの刺激で皮膚の肥満細胞という細胞からヒスタミンが放出されると、血管に作用して皮膚のふくらみや赤みを、神経に作用してかゆみを起こします。
体のどの部位にも出現する可能性があります。
湿疹と違い24時間以内に膨疹は消失しますが、別の場所に出現したり、範囲が広がったり症状を繰り返すことがあります。
慢性化すると、決まった時間に出現したり悪化する場合があります。

 

💁🏻‍♀️治療
特発性の蕁麻疹は原因が分からないことが多いですが、お薬が効きやすく、治療によって治ることが多いです。
そのため原因不明だからと諦めずにしっかりと治療を行うことが大切です。
主に抗ヒスタミン薬という飲み薬で治療します。
症状が軽くなってきたらお薬の量や回数を徐々に減らしていきますが、飲み続けることが大切です。
ご自身の判断で急にお薬を中止しないようにしましょう。
また症状がなくなっても、しばらくはお薬を飲み続けることが大切です。
先生と相談しながらお薬を飲み続けることで、蕁麻疹をコントロールしていきましょう。
?特定のアレルギーが疑われる場合や慢性的に繰り返す場合は、治療と並行しアレルギー検査の採血やパッチテストを行い原因をつきとめます。
 ⇒採血でのアレルギー検査はその場ですぐ行えます♪

 

💁🏻‍♀️症状の対処法
・患部を冷やし、痒みを和らげる。
 寒冷刺激が原因と疑われる場合は避けましょう。
・衣類による摩擦や圧迫などの刺激を防ぐ。

 

🌟蕁麻疹は人にうつすことはありませんが、一度消失しても症状を繰り返す場合があります。
お薬の調整も難しいですが、一人で悩まずに一緒に治療方法を考えましょう
いつでもご相談にお越しください😊

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