メニュー

足が赤くパンパンに腫れてきた!?「蜂窩織炎」について

[2022.06.22]

こんにちは😊
週末から一気に気温が上昇するようですね💦
レジャー施設へお出かけする機会が多くなる季節🍃
今回は、「蜂窩織炎(ほうかしきえん)」についてご説明致します。

 

🐝蜂窩織炎とは?
主に虫刺されや水虫により皮むけした趾間部など、皮膚の小さい傷から菌が侵入し、皮膚とその下にある脂肪組織などに炎症を引き起こします

 

🐝原因
通常の皮膚は、細菌が付着しても皮膚の中に侵入しない造りになっていますが、引っ掻き傷小さな刺し傷やけど水虫などの皮膚の疾患が原因で皮膚に傷があったり皮膚が弱っていたりする所から細菌が入ってしまうことがあります。
原因となる細菌としては、レンサ球菌ブドウ球菌であることが多いです。

 

🐝症状
蜂窩織炎を発症すると、皮膚と皮下の脂肪組織などに炎症が引き起こされ痛み熱感発赤腫れといった症状が現れます。
特に、患部を押すと痛みが強くなります。
また炎症が重症化した場合には、高熱や悪寒倦怠感頭痛といった全身症状が見られるようになり、敗血症に移行することがあります。
さらに、周囲のリンパ節にも感染が広がり、痛みを伴うリンパ節の腫れが目立つようになります。
全身に発症する可能性がありますが、最もよく見られるのは足からふくらはぎにかけての部位とされています。

📝診断の際に、血液検査を行います💉
医師の視診・触診で診断することがほとんどですが、体内で生じている炎症の程度を調べます。
特に非常に重度な炎症が生じていると考えられる場合には、敗血症など重篤な状態に移行していないか調べるために行います。

🐝治療
蜂窩織炎の治療には、原因菌に合った抗菌薬の投与を行います。
また、発熱がある場合には解熱剤、痛みが強い場合には鎮痛剤を処方するなど、それぞれの症状を和らげるための対症療法を行うこともあります。

 

🐝予防するには…
《皮膚を清潔に保つ》
特に糖尿病免疫を低下させる作用のある薬を飲んでいる方は、重症化しやすいので、足など蜂窩織炎が起こりやすい部位のケアをしっかり行いましょう。
《皮膚のバリア機能を維持する》
皮膚の保湿を徹底し、アトピーや水虫など皮膚の疾患がある場合はできるだけ早く治療を受けるようにしましょう。

 

🌟蜂窩織炎は、重症化すると全身状態も悪くなってしまいます😖
少しでも気になる症状がある方はお早めに皮膚科へお越しください😌

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME