手足にぷつぷつ?汗疱(かんぽう)について
こんにちは🌞
蒸し蒸しと、汗ばむ時期になりましたね💦
本日は、春から夏にかけて症状が増える「汗疱(かんぽう)」についてご説明致します。
🍧汗疱とは?
1mmから数mm大の小さい水ぶくれが、手のひらや足の裏に突然多発します。
左右対称に手足に症状が出現し、痒みや痛みを伴うことがあります。
汗のかきやすい春~夏に悪化し、涼しくなる秋に軽快します。
毎年同じ時期に再燃し、多汗症が伴うことが多いと言われています。
🍧原因
夏に多く発症するため発汗との関連があると言われていますが、原因がはっきり分かっていません。
金属アレルギーやアトピー性皮膚炎などが関係があると考えられています。
また歯科金属や食物に含まれる金属が吸収され、汗に排出され症状を引き起こすとも言われています。
🍧治療
痒みや炎症症状がある場合はステロイドの外用剤を処方します。
痒いが強い場合には抗ヒスタミン薬の内服も処方する時もあります。
また症状によっては補助的に、表面の角質を柔らかくし汗の排出を促す、尿素が含まれる軟膏を処方します。
症状が軽い場合は2~3週間程度で水ぶくれが吸収され、自然に改善することもあります。
🌟手足の症状を診察し、水虫や掌蹠膿疱症、手足口病などとの鑑別が必要になります。
症状や必要に応じて真菌検査を行います。
症状は人によって様々です。
少しでも気になる症状がございましたら、お早めにご相談ください😊
お待ちしております♫